鳥の子             戻る 新着情報 一覧へ




原材料は、雁皮(ガンピ)と三椏(ミツマタ)。純雁皮では、吸湿による繊維の伸び縮みが激しく、紙が凸凹になり易い為、其れを補うべく三椏の繊維を適度に混入させています。そうすることによりしっとりとしてしなやかで、滑らかな紙として仕上がります。和紙としての強靭さも有り、平安時代の料紙が現在に残されているように、保存性に於いても優れたものがあります。

金銀手打砂絵風(砂絵風)= 蒔絵の手法を応用し、金銀の砂子を使用して料紙に絵柄を施したもの。料紙に絵柄を彫ることは出来ませんので、分量の濃淡とボカシのバランスとを駆使して図柄を描き出してゆきます。



                   御問合せは TEL(086‐943‐8727)、又はメール アイコンにて
清書用
鳥の子
具引 3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風   
金銀砂絵風部分の拡大
 
色手ボカシ打金銀砂子砂絵風
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 朱色系 拡大へ
朱色+山吹色+ベージュ
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ぼかし砂絵風部分拡大写真
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 朱色系 
中央やや左下-朱色ぼかし
其の上と右上隅-山吹色・地色-ベージュ

寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
   色手ボカシ打金銀砂子(3ヶ所)
 
       布目入 又は  ローラー
寸評
やや明るめのベージュ地へ、主ボカシ(朱色)、従ボカシ(山吹色)を施し金・銀粗い砂子振り、そして3箇所に色手ぼかし打を施し更に金銀の砂子で柄を出す加工をしております。
色彩はやや渋め調にして控えめな明るさを表現しております。
四つ切にしても使用できるように配慮されております。
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寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
  色手ボカシ打(NO57;小菊)
    
 金銀砂子砂絵風
       布目入 又は  ローラー
寸評

鳥の子の中でも特にきめの細かい紙
写真では、やや見辛いかも知れませんが小菊唐草が施されております。
その良さを出来るだけ損わない様、ウスイ具引としきらびやかに金銀をあしらっております。

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清書用
鳥の子
具引 3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風
金銀砂絵風部分の拡大
 
色手ボカシ打金銀砂子砂絵風
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 渋オード系 拡大へ
渋黄土+利休ネズ+灰汁色
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ぼかし砂絵風部分拡大写真
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 渋オード系 
中央やや左下-黄土色(からし色ぽいぼかし)
其の上と右上隅-利休ネズ(やや緑味の灰色ぽいぼかし)
・地色-灰汁色(あくいろ)


寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
   色手ボカシ打金銀砂子(3ヶ所)
 
       布目入 又は  ローラー
寸評 紙の光沢も素晴らしい。表面の滑らかさも有り,筆の滑りも好いと思われます。
やや明るめの灰汁色地へ、主ボカシ(黄土色)、従ボカシ(利休ネズ色)を施し金銀砂子振り(no4)、そして3箇所に金銀砂子砂絵風を施しております。
色彩はやや渋め調にして控えめな明るさを表現しております。
四つ切にしても使用できるように配慮されております。
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寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
  色手ボカシ打(NO59;瓜唐草)
    
 金銀砂子砂絵風
       布目入 又は  ローラー
寸評
素材本来の持っている光沢が大変に素晴らしい紙。
その良さを出来るだけ損わない様、ウスイ具引としきらびやかに金銀をあしらっております。
色手ボカシ打は中心を濃い目に摺り、周りに従って徐々に薄く消えてゆくよう施しております。
金銀砂子砂絵風は、更に其の柄の上に金彩銀彩を施した物です。


清書用
鳥の子
具引 3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風
 
金銀砂絵風部分の拡大
 
色手ボカシ打金銀砂子砂絵風
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 桔梗色系 拡大へ
桔梗色+古代紫+柿渋色

ぼかし砂絵風部分拡大写真
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 桔梗色系 
中央やや左下-桔梗色(青紫ぽいぼかし)
其の上と右上隅-古代紫(赤紫ぽいぼかし)
・地色-明るい柿渋

寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
   色手ボカシ打金銀砂子(3ヶ所)
 
       布目入 又は  ローラー
寸評 やや明るめの柿渋色地へ、主ボカシ(桔梗色)、従ボカシ(古代紫色)を施し金銀砂子振り(no4)、そして、3箇所に金銀砂子砂絵風を施しております。
色彩はやや渋め調にして控えめな明るさを表現しております。
四つ切にしても使用できるように配慮されております。
中央に弱い光を当てています。
周囲は光を余り反射してない状態です。
 

寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
  色手ボカシ打(NO53;小丸獅子唐草)
    
 金銀砂子砂絵風
       布目入 又は  ローラー
寸評



金銀の実際の見え方よりは、光を当てて強調してあります。
左側写真の左下部分の拡大になります。


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清書用
鳥の子
具引 3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風
金銀砂絵風部分の拡大
 

色手ボカシ打金銀砂子砂絵風

3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 小豆色系 拡大へ
小豆+茜+灰桜

ぼかし砂絵風部分拡大写真
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 小豆色系 
左下-水グレー(青ぽいぼかし)
其の上と右-緑グレー(緑茶ぽいぼかし)・地色-オード

寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
   色手ボカシ打金銀砂子(3ヶ所)
 
       布目入 又は  ローラー
寸評 紙の光沢も素晴らしい。表面の滑らかさも有り,筆の滑りも好いと思われます。
やや明るめの灰桜色地へ、主ボカシ(小豆色)、従ボカシ(茜色)を施し金銀砂子振り(no4)、そして3箇所に金銀砂子砂絵風を施しております。
色彩はやや渋め調にして、控えめな明るさを表現しております。
中央にやや強い光を当てています。
四つ切にしても使用できるように配慮されております。
 

寸法  全懐紙
1.2尺X1.65尺
仕様   金銀砂子no4振り 
  色手ボカシ打(NO55;小唐草)
    
 金銀砂子砂絵風
       布目入 又は  ローラー
寸評

写真では判り辛いのですが、料紙上に色手ボカシ打(渋小豆色)を施しております。(金彩・銀彩柄の外側部分)
版木が程好く湿った状態で擦り出すと、柄がハッキリと見え易くなります。
摺り出しの力加減と湿り具合とで、柄がボカシ状に見えるように仕上てゆきます。。

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清書用
鳥の子
具引 3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風
金銀砂絵風部分の拡大
 
色手ボカシ打金銀砂子砂絵風
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 緑青色系 拡大へ
渋草色+琉璃色+浅葱ネズ

ぼかし砂絵風部分拡大写真
3色特殊ボカシ 金銀手打砂絵風 緑青色系 
左下-山吹色(黄色ぽいぼかし)
其の上と右-柿茶(朱茶ぽいぼかし)・地色-茶

寸法  全壊紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
   色手ボカシ打金銀砂子(3ヶ所)
 
       布目入 又は  ローラー
寸評 紙の光沢も素晴らしい。表面の滑らかさも有り,筆の滑りも好いと思われます。
やや明るめの浅葱ネズ色地へ、主ボカシ(渋草色)、従ボカシ(琉璃色)を施し金銀砂子振り(no4)、そして3箇所に金銀砂子砂絵風を施しております。
色彩はやや渋め調にして、控えめな明るさを表現しております。
四つ切にしても使用できるように配慮されております。
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寸法  全壊紙
1.2尺X1.65尺
仕様  金銀砂子no4振り 
  色手ボカシ打(NO65;丸唐草)
    
 金銀砂子砂絵風
       布目入 又は  ローラー
寸評
素材本来の持っている光沢が大変に素晴らしい紙。透明感も有り、和紙としての風合いが素晴らしい。
その良さを出来るだけ損わない様、ウスイ具引とし、多くの金銀をあしらいながらも落ち着いたきらびやかさを求めました。
かなり判り辛いですが、上部写真、主ボカシ(渋草色)の間に色手ボカシ打が施してあります。(NO65;丸唐草)


                                料紙        はくび工房