古今十三巻 (古今和歌集巻第十三 恋歌三)           戻る 古筆 臨書用紙へ  戻る はくび工房 臨書用紙へ  

   
巻子本 緞子表紙・装飾料紙見返し(7寸5分×12尺8寸)

伝源俊頼筆(現在ではその筆跡から、藤原定實とする説が有力)。古今和歌集を書写した巻子本で元は全二十巻、仮名序一巻を加えて二十一巻のお洒落な調度品として作られていたものと思われる。
現存するものは、完存している仮名序の一巻(大倉集古館蔵)と、巻第十三の零本の一巻(平瀬家蔵)が有り、他に散々の断簡が幾らか残っておるのみである。
古今十三巻とは、古今和歌集巻第十三(恋歌三)を書写した一巻のことで、濃淡色々の具引唐紙料紙を使用して古今集を書写した巻子本である。元は歌62首であったと思われるが、32首が残るのみである。
巻子は見返し料紙を除き、料紙17枚から成る。(一巻は縦22.7cm×全長約388cm)
料紙は青グレー・薄茶・水グレー・紺・素色(極薄茶)・朱赤・黄土・白・黄茶・濃水グレー・茶・グレーの12色17枚の唐紙料紙からなる。内、グレー・白の2枚は奥付の如く遊紙となっている。
下記掲載の物は、昭和初期に作成された零本の摸本です。


 清書用 両面加工料紙;表面=具引唐紙・裏面=具引染

清書用1冊は、12色・16種類・34枚の料紙で構成(黄茶色の殿上人は重複)。
1冊は奥付を含む17枚の色柄違いの両面加工料紙からなり、表面は具引唐紙(雲母摺り又は蝋箋)、裏面は同色の具引染です。其々の色を2枚ずつ都合一巻分が作成できるよう入れてあります。
(古今和歌集巻十三は元々歌62首有る為、零本32首分の17枚の料紙と残りの歌30首分も臨書できるよう34枚の料紙で組んであります。)

清書用・臨書用紙の写真を掲載致しました。

      


巻子本、古今十三巻(題箋)
古筆臨書 巻子本 『古今十三巻』
(緞子表紙・青グレー色; )
第一紙+見返し料紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 巻頭見返し
(濃紺・具引蝋箋;薄墨桜・装飾料紙 )
清書用  純雁皮特厚(そのまま巻子用として仕立てられます) 
淡色・中色若しくは濃色、ほぼ表裏同色。料紙は縦8寸・横7寸5分、

唐紙は本文11色15枚、奥付2色の各1枚、計17枚で構成。(零本一巻分)
写真は巻子本(零本)の全部を掲載 

ハクビ製清書用・臨書用紙は完本用としても使えますよう34枚で構成しております。
第六紙;第五紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第六紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第五紙
(薄茶色・亀甲;極薄茶色・亀甲)

第四紙;第三紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第四紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第三紙
(濃紺色・孔雀唐草;水グレー色・花襷)


第二紙;第一紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第二紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第一紙
 (薄茶色・花襷;青グレー・蓮唐草 )


第十二紙;第十一紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十二紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十一紙
(濃紺・向日葵;水グレー色・亀甲 )

第十紙;第九紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第九紙
(黄茶・殿上人;白色・亀甲    )

第八紙;第七紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第八紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第七紙
(黄土色・雲鶴;赤色・天上人 )
  
 奥付;第十七紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十七紙(奥付)
 (白;具引唐紙・花襷
左端 )
第十六紙;第十五紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十六紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十五紙
 (グレー色・雲鶴;水グレー・亀甲 )
 
第十四紙;第十三紙
古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十四紙古筆臨書 巻子本古今十三巻 第十三紙
 (黄茶色・天上人;薄茶・雲鶴 )
巻子本・古今十三巻
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残りの拡大写真を掲載いたしました。練習用も掲載いたしました。



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お越しの祭には予め御問合わせ頂く事をお勧め致します。

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