清書用 破り継 小扇面
(縦×横;4寸3分×9寸5分)
老竹(おいたけ)                         
竹を割ったような性格とよく言われますが、竹は昔から真っ直ぐなことの喩えとしてしばしば利用されてきました。また成長が早く、丈夫で加工し易いことから様々な道具や垣に重宝されており、以前から身近な存在として当たり前のように接しておりました。今でも田舎はおろか、都会でさえ目にする見慣れた植物です。道具としては温かみがあって、植物としては落ち着いた安らぎのある空間を提供してくれる有難い存在です。松、竹、梅は正月を飾る縁起の良い物として馴染み深く、その一本を扇面にあしらってみました。老いてなお使い道の多い竹、淡い緑と渋い色合いで、刻み込まれた時を一本の幹に託してみました。

白台紙以外の色柄ピースを10枚使用しております。(通常の小扇面では3から4枚です)               

創作破り継 小扇面 『老竹』 緑系


















|―――――→                上弦(長弦);9寸5分                 ←―――――|
|――――→  下弦(短弦);4寸4分  
←――――| .
下弦~弧天辺

資料館価格 1200円(税込)

創作破り継 小扇面 『老竹』 拡大 破り継 小扇面 『老竹』 台紙(小唐草)部分
竹部分。幹部分は淡い老竹色で葉の部分は渋抹茶色と裏葉色を使って老木風に作成してみました。又、竹の周りには二種類の台紙を使用しております。右上側は通常の白台紙(小唐草)、左側は色台紙(アラベスク紋)、そして右下も色台紙(アラベスク文様)です。 右上部分;花鳥折枝金型打ちの一部です。
陰に成って写っておりますので、金の輝きが殆ど御座いません。光が当れば、ちゃんと光ります。


資料館限定販売となりますが、一部やや難ありの品~良品 800円~1,600円(税込)。色柄には偏りが御座います。
数に限りが御座いますので、お越しの祭には予め御問合わせ頂く事をお勧め致します。
正規品の清書用については、お近くの書道用品店でお求めになれます。

 破り継 小扇面 『金明竹』 水色系 拡大へ 破り継 中扇面 『若竹』 緑系 拡大へ 
金明竹(水色系)   若竹(緑系)


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