特選料紙Ⅱ 冬景色 (8寸2分5厘×1尺2寸)     戻る 特選料紙Ⅱ 一覧へ 
 本鳥製 ウスイ具引紙 部分ボカシ (清書用21枚目)
銀砂子磨出し、金銀砂絵を施した装飾料紙が使われております。

灰汁色
(あくいろ)  

写真をクリックすると部分拡大が御覧に為れます。
特選料紙 半懐紙 金銀切箔 波雲銀砂子 冬景色



←銀砂子磨出(波雲型)
(磨出用の極小銀砂子をベースに濃淡のボカシ状に施されております。)


←遠山;
青金と銀の砂子の混合で淡く表現。








上下隅付近に金銀の中小切箔を散すことで
奥行を表現しております


←銀砂子磨出(波紋)
湖面の様にも、降積った雪の様にも



25cmx36.4cm
光を当てて砂子を強調しております。実際の見え具合は周りの薄くグレーに見えている程度と為ります。 清書用
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冬景色
 
 1枚3080円(税込)



拡大図 光琳風砂子部分

特選料紙 半懐紙 金銀切箔 遠山波雲銀砂子部分
銀波雲型磨出風砂子




遠山

 青金銀砂子遠山(霞山遠望)   弱い光を当ててる状態での見え具合            
少し見え辛いですが、粉のような砂子を使用しております。うっすらと霞んでぼやけたような状態を表現したものです。やや大きな粒は粗い金砂子です。
上部の波雲型砂子は、写真では光を反射して粒粒に写ってしまいますが、実際にはもっと粉状です。
     

特選料紙 半懐紙 金銀切箔 竹林ギラ色手打ち部分
 竹林(ギラ色手打ち・草色)
光の方側(左)と陰の方(右)

陰側には金砂子を散らし撒き


   
  竹林(ギラ色手打ち)
余りうるさくならない様、うっすらと上品に柄だしして居ります。淡目の渋草色で柄出しになるようにギラ摺りを行い、銀砂子の形で奥行きを表現してみました。
  
 

 特選料紙 半懐紙 金銀切箔 波雲銀砂子 冬景色
 湖面の様にも見えますでしょうか。
磨出しの柄は渦状の波
      (観世水)
 銀砂子磨出(波紋)
(磨出用の極小銀砂子をベースに濃淡のボカシ状に施されております。
湖面の様にも、降積った雪の様にも見えますでしょうか。