寸松庵(寸松庵色紙)ー断簡ー
明治末期手鏡模本(3寸9分~4寸4分×3寸5分~4寸2分)
寸松庵色紙の名の由来は、京都大徳寺の寸松庵什物古筆屏風に貼り付けてある色紙によるもの。元々12枚が伝来していたが、残る断片も寸松庵色紙と呼ぶようになった。(模写を含め現存43首、現物は三十四枚)
紀貫之の手により、古今和歌集の春・夏・秋・冬の中より精撰したものを書写したものとされているが筆者は不明。或は古今和歌集巻一から巻六の全歌を書写した物であったのかもしれない。詞書を略してほぼ一項に一首の散らし書きをしており、すこぶる計算された最初から見せる為の調度品であったと思われる。今はすべて色紙の形をした断簡が残るのみであるが、当時の状態を予測できる箇所が数か所残された居る。継色紙、升色紙と共に平安の三色紙と称される。
元の料紙は中国からの具引唐紙で、白・白緑・赤・黄・茶・藍で8種類の唐紙模様と数種の草模様が使われている。
写真は田中親美氏による明治時代末期の模本。(断簡により大きさは区々)
寸松庵色紙 手鏡裏表紙 |
寸松庵色紙 手鏡裏表紙見返し |
寸松庵色紙 手鏡表紙見返し |
寸松庵色紙 手鏡表紙 |
清書用 臨書用紙(4寸6分×4寸2分)
清書用・寸松庵 4色8種類36枚入り 清書用・寸松庵(上製) 5色27種類36枚入りはこちら
正規品36枚入になります
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具剥奪紙 (茶色) |
具剥奪紙 (灰青緑色) |
具剥奪紙 (蜜柑茶色) |
具剥奪紙 (薄渋黄土色) |
清書用上製へ↑ 練習用はこちら↓ |
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正規品36枚入になります
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具剥奪唐紙 (茶色) |
具剥奪唐紙 (灰青緑色) |
具剥奪紙 (蜜柑茶色) |
具剥奪唐紙 (灰青緑色) |
練習用・寸松庵 |
入数及び入り順、拡大写真等を掲載いたしました。
下の写真は、キズムラ等一部にやや難の有る物ですが、感触、書き心地等は遜色御座いません。
資料館限定販売となりますが、やや難ありの品清書用仕上36枚入り2,860円~3000円(税込)。
色柄には偏りが御座います。
数に限りが御座いますので、お越しの祭には予め御問合わせ頂く事をお勧め致します。
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